最近、髪の毛先がパサつきます。
どのようにケアをしていけばいいのでしょうか?
パサつきが現れ始めると、なんとなくまとまりがなくボワッとしてしまうことから悩みを持たれている方も多くいらっしゃいます。
いざ、ケアをしようにもどうしたらいいものか・・・。
そんな方に向けてパサつきに有効なヘアケアの方法を詳しく解説をしていきます。
パッと読める目次
なぜ髪の毛はパサついてしまうの?
髪がパサつく大きな原因の1つは乾燥です。
ヘアカラーや熱など様々な要因からダメージが加わることで髪の水分量が少なくなり、パサついた質感となってしまいます。
この状態で湿気などに触れると水分のない髪の中に空気の中の水分が一気に入り込んでしまい、クセ毛のようなボワッと膨らんだ状態となってしまいます。
パサつきのケアで気をつける事は2つです。
- 髪に負担をかけない
- 髪を保湿する
これだけで改善に近づけていくことができます。
髪に負担をかけない
せっかく髪のケアを万全に行なったとしても髪にかかっている負担を取り除いていないと、また新たにダメージが発生してしまいます。
まずはダメージの原因を改善することから始めていきましょう。
ヘアカラー
多くの女性が行っているヘアカラーですが実は大きく負担がかかる行為の1つでもあります。
明るくする・暗くするに関わらず髪には脱色の作用が起こり、この工程でダメージが引き起こります。
具体的な対策は2つあります。
- リタッチカラーを行う
- 脱色作用のないカラー剤を使用する
リタッチカラーとは伸びてきた根本部分のみを染める方法です。毛先には薬剤をつけないので負担がかかりません。
また脱色作用のないカラー剤は香草カラーなどのパウダー式のものを指します。髪を脱色することなく色を落ち着かせることができることからダメージケアとしては効果的です。
紫外線ケア
髪は紫外線からのダメージには非常に敏感です。夏終わりになると髪色が金髪になることを感じた経験のある方も少なくはないはずです。
紫外線が当たることで髪の表面にあるキューティクルが弱ってしまいます。すると髪の水分が蒸発し、色も抜け出てしまいます。
外に出る際は肌と同様に髪用のUVケアを使用したり、髪を束ねたり帽子を被ることで紫外線との接触面積を少なくするなどで紫外線気を行いましょう。
髪を保湿し油分を補うする
髪のパサつきケアの基本は内側の水分量を一定に保ち、乾燥しないように表面の油分を補うことです。
保湿と保油の両方がしっかりとできていればケアとしてはバッチリです。
入浴中のケア
お風呂場ではトリートメントを使用することで保湿と保油のケアがまとめてできます。
トリートメントは重めや軽めなど仕上がりの質感が商品によって異なるので重めの仕上がりのものを選ぶようにしましょう。
トリートメントの効果を最大限に発揮するためにも髪の毛をとかすことを意識してみてください。

お風呂上がりのケア
肌と同様に髪も時間の経過とともにどんどん乾燥が進んでいきます。
できるだけ早く水分を補い、オイルで閉じ込めることで髪の乾燥を防ぐことができます。
お顔に化粧水・乳液をつけるように髪にも化粧水・アウトバストリートメントをつけて水分と油分のバランスを整えましょう。
スタイリング剤などで一時的にパサつきを抑える方法もある
ここまで解説したケアは長期的なケアとなります。取り組み始めてもすぐに劇的な効果は期待できません。
すぐに効果を実感したい方はスタイリング剤をうまく活用することをお勧めします。
パサつきを抑えることには2種類のスタイリング剤が効果的です。
- バーム
- スタイリングオイル
どちらもここ数年で新しく注目されている分野のアイテムですが髪をツヤっと、また重さを与えることが得意です。
逆にムースはドライ系のワックスなどはまとまりが出にくく相性が良いとは言えません。
普段使用しているスタイリング剤を置き換えることで髪のパサつきは劇的に改善されます。
まとめ
- まずはダメージの原因を改善する
- 保湿と保油のケアを意識する
- 即効性を求める場合はスタイリング剤を見直す
髪の毛がパサつき始めたかな?と思ったらこの記事で解説をしたケアを実践してみてください。
ダメージは放置しておくとどんどん悪化していきます。特に髪を伸ばしている方やロングスタイルの方は気づいたタイミングでケアを始めていきましょう。
またクセ毛が原因の場合もパサつきの対処方法は基本的に同じなので気になる方は試してみてください。(クセ毛の方の場合は縮毛矯正なども有効です。)