人の見た目の8割を締めると言われているのが髪の毛です。艶やかに見せることができれば印象もグッと高めることができますね。
髪の艶を表現するにはヘアカラー・形状・ヘアケアの3つのポイントを抑える必要があります。これらを実践すれば誰でも簡単に艶感を表現することはできます。
実際に艶感を表現したいというお客様からのご要望は非常に多くいただいております。
その答えとしてお伝えしていることをこの記事にて解説をしていきます。
パッと読める目次
髪が艶っぽく見える髪色とは
結論から言えば暖色系のヘアカラーの色は髪を艶っぽく見せることができます。
暖色系のヘアカラーは紫・赤・オレンジ・ピンクなどが該当します。これらは光をきれいに反射させる効果があり髪を艶っぽく見せてくれます。
他にはブラウンなどの色合いも同様の効果があります。
暖色系と寒色系
暖色系とは赤身を帯びた暖かみのある色合いですが、反対色には寒色系という色合いも存在します。
寒色系とは青みを帯びた色合いでアッシュやマットなどと表現されています。最近ではグレイやベージュなどの色が人気ですがこれらも寒色系に該当します。
髪に深みを与えて艶を表現する暖色系に対して、寒色系は透け感を表現し軽さを表現することを得意としております。
季節と髪色
髪色は季節によっても提案が変わってきます。
例えば春夏には寒色系、秋冬には暖色系のヘアカラーに需要が集まります。もちろん春夏の時期に暖色系のヘアカラーを取り入れることに問題があるわけではありません。
しかし深みのある色よりも軽い印象の方が取り入れやすいことから艶を意識する方でも春になるにつれて寒色系に移行する方が多いことも事実です。
そんな寒色系に移行した時にも艶を表現するために欠かせないのがブラウンです。
ブラウンは寒色系の特徴である透け感を弱めることができ、軽い印象を残しながら髪に深みを与えて艶を表現することができます。
季節に応じて髪色も柔軟に変化させていくと年間を通して楽しみながらヘアカラーを行うことができます。
髪に艶が出て見える仕組み
では、なぜ暖色系の色合いは艶を表現することができるのでしょうか?その答えは光の反射にあります。
そもそも髪の艶=きれいに光を反射することです。
暖色系の場合は髪に光を通しにくい特徴があることからきれいに反射をさせることができます。
反対に寒色系の場合は髪に光を通す性質があるので透け感が出て柔らかく軽い印象を与えることができます。
色の差以外にも艶を表現する方法はあります。
形状によっても異なる
パーマスタイル(ウェーブスタイル)とストレートスタイルで比較した場合はストレートスタイルの方が艶が出て見えます。
理由は先ほど解説した通りでストレートスタイルの方が光をきれいに反射することができるためです。
パーマスタイルは光の反射をランダムに行うことから艶を表現することは難しいスタイルとなります。
また癖毛の方の場合も同様に艶が出にくい性質があるのでヘアカラーと併用して縮毛矯正などを活用してストレートスタイルを作り上げることも効果的です。
髪に艶を与えるヘアケアも大切
最も簡単に艶を表現するためにはヘアケアにしっかりと取り組み、髪の表面を整えることが有効です。
髪に負担がかかりダメージが発生するとキューティクルがめくれてきてしまいます。この場合は艶が出て見えにくくなります。
髪の色、髪の形状と合わせて髪のコンディションも艶を表現する上で重要な要素の1つです。
きれいに見せるのであればヘアケアにも注意を注ぎましょう。
負荷をかけないデイリーケア
髪のコンディションを左右する大きな要因の1つがシャンプー選びです。
毎日使用するものなので選ぶものによっては髪のコンディションに大きな差が生まれます。
またヘアカラーの色持ちにも影響を及ぼします。少しでも長く色合いを保ちたい方は髪への負荷が少ないシャンプーを選ぶようにしましょう。
髪の表面をオイルで整える
艶を出すことに優れているヘアケアの1つがヘアオイルです。
ダメージでめくれてしまった髪の表面にあるキューティクルを収めることができます。
お風呂上がりにワンプッシュ、出かける前にワンプッシュで髪にしっかりと艶を表現することができます。
ウェットな質感を表現することができるスタイリング剤
スタイリング剤は最も簡単に艶を表現する方法です。
最近話題のウェット感の出るスタイリング剤などは簡単に髪に艶を与えることができます。
現在使用中のスタイリング剤と切り替えて艶感重視の物を取り入れてみましょう。
まとめ
髪の艶感を表現するためには次の3つの要素が重要です。
- 深みのある暖色系のヘアカラーを選択する
- 光をきれいに反射するストレートスタイルを選ぶ
- ヘアケアで髪のコンディションも維持する
これらを取り組むだけで簡単に髪に艶を与えることができます。
逆を言えば現状で艶が出にくいと悩まれている方はこの中のいずれかが足りていないと思うので自分の髪と見比べて補うようにしてみましょう。