タイトルにもあるようにお風呂上がりに痒みが出る方の1つの要因としてシャンプーのすすぎが足りてないことがあります。
以前入浴をモニタリングするというテレビ番組の企画がありましたがシャンプー後のすすぎ時間は30秒ほどが平均でした。
またお客様方にヒアリングをした結果も1分以内が多数派の意見でした。
これらをもとに結論から言えばシャンプー後の流しが大きく不足している可能性があります。
シャンプーを流し残してしまうことで頭皮には痒みやフケ、抜け毛などの原因を引き起こす可能性があります。
このような症状にお悩みの方は是非この記事を参考になさってください。
パッと読める目次
シャンプーよりもすすぎの方が汚れを落とすことができる
頭を洗って汚れを落とすと言えばシャンプーを思い浮かべるのではないでしょうか?
これは正解でもあり不正解でもあります。
頭の汚れを落とすのは7割近くがすすぎであると言われています。
シャワーを浴びて頭を濡らしている・・・。この工程をしっかりと行うか否かで半分以上の汚れが落ちるのかが決まります。
またこの段階でしっかりと水分が頭皮と髪に浸透していることで、この後に行うシャンプーの効果にも大きく影響してきます。
シャンプー前の予備洗いとして2〜3分はすすぐように心がけてみてください。
シャンプー後のすすぎを怠るとトラブルの原因に
泡だててシャンプーをした後に頭皮のすすぎが不十分な方が非常に多くいるようです。
実はこのタイミングでのすすぎは頭皮環境をいい状態に保つ上で超重要です。
シャンプーのすすぎ時間が足りないとシャンプー剤は落ちきらずに頭皮に残ってしまいます。
そのシャンプー剤をエサに雑菌が繁殖したり、または炎症の原因を招くこともあります。
そうならない為にもしっかりとすすぐことは重要ですが、シャンプー剤や泡は意外と落ちにくい性質にあります。
シャワーのお湯を最大にして頭皮にしっかりとお湯を当てながら3分ほどは最低限すすぐ必要があります。
爪を立てないように頭皮にお湯を当てながら優しくこすりながらシャンプー剤を落としていきましょう。
番外編:入浴前にブラッシングは効果的
ブラシ選びのポイントは次の3つを意識してください。
- 先端の丸いものを選ぶ
- クッション性の高いものを選ぶ
- 大きめのものを選ぶ
すすぎとは関係の薄い話になりますが、入浴前にブラッシングを行うことで頭皮と髪に付着している汚れは落としやすくなります。
髪や頭皮にはホコリや細かい砂などの汚れが付着しやすくなっております。
これらは水分に触れることで強くくっついてしまい、かえって離れにくくなってしまいます。
入浴前に軽くブラッシングを行っておくことで細かい汚れを落としておくことができ、入浴後の汚れの落ち方に大きな差が生まれます。
過度なブラッシングはよくないので全体を優しくとかすようにブラッシングしていきましょう。
まとめ
頭を洗う=しっかりとシャンプーをする
このように認識されがちですが、実はシャンプー前後のすすぎの工程で清潔に保つことができるかどうかは左右されます。
- シャンプー前に2〜3分のすすぎ
- 泡だててシャンプー
- シャンプー後に3分以上のすすぎ
このような流れをイメージできていると間違いはありません。
すすぐ時には地肌にお湯を当てて、指の腹で擦るように行いましょう。
さらにこだわりたい方にはブラッシングを行うことも効果的です。
シャンプーと組み合わせることでよりしっかりとケアを行うことができます。
お風呂上がりに頭皮が痒くなってしまうという方は是非試してみてください。